
従来、下水汚泥の処理については、焼却処分を主としていた、みなべ町において、町の処分費の削減、下水汚泥の有効活用、地元の梅農家への貢献などを企図し、廃棄物処理事業者が主体となって事業会社を設立。町のうめ研究施設跡地を拠点に2020年より堆肥化プロジェクトを推進し、生産した堆肥「りそうの肥料」は、町の梅農家を支えています。
従来、下水汚泥の処理については、焼却処分を主としていた、みなべ町において、町の処分費の削減、下水汚泥の有効活用、地元の梅農家への貢献などを企図し、廃棄物処理事業者が主体となって事業会社を設立。町のうめ研究施設跡地を拠点に2020年より堆肥化プロジェクトを推進し、生産した堆肥「りそうの肥料」は、町の梅農家を支えています。
令和5年3月に国土交通省より、「発生汚泥等の処理に関する基本的考え方について」が示され、「下水道管理者は今後、発生汚泥等の処理を行うに当たっては、肥料としての利用を最優先し、最大限の利用を行うこととする」となりました。これを受けて、国内では下水汚泥の堆肥化に対する取り組みが加速しています。
中部エコテックは、資源安全保障、資源循環型社会の実現、GHG排出量削減に貢献すべく、株式会社クボタ様、UBE 三菱セメント株式会社様、日本下水道事業団様、島根県様との共同研究体による「縦型密閉発酵による下水汚泥の肥料化技術実証実験」を推進しています。本事業は、令和5年度B-DASH プロジェクト(下水道革新的技術実証実験)に採択され、コンポを核とする低コストの発酵乾燥技術の実証をおこなっています。
実証実験概要(PDF)